コラム

めまいについて

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多かれ少なかれめまいやふらつきを感じたことはあると思います。ただし、繰り返したりこれまで経験したことがないような症状であると不安になるかもしれません。
今回はめまいについて簡単に解説します。

めまいで考えられる病気・原因は?医師が徹底解説! 症状の原因・病気一覧・診療科 - メディカルドック (medicaldoc.jp)

まず、一概にめまいと言ってもさまざまな症状があります。
「どんなめまいなのか」
「どんなときに起こるのか」
「めまいのほかに何か症状はあるのか」
などのめまいに関する情報は診断にとても重要です。

めまいの原因には、脳の病気、耳の病気、心臓の病気、貧血、精神的な影響などさまざま考えられます。下記のような3つのめまいに分類されるのですが、それぞれの特徴や診察・検査などから原因を探ります。

①回転性めまい:
自分自身がぐるぐる回る、あるいは周囲がぐるぐる回っているように見える
→主な原因は耳の病気(平衡感覚に関わる器官)の異常、脳の病気など

②浮動性めまい:
身体がフワフワして、真っすぐ歩くのが難しく、 姿勢を保つのがむずかしい
→主な原因は脳の病気、自律神経障害、貧血、降圧剤・抗精神病薬などの副作用、ストレス、心因性など

③立ちくらみ:
目の前が暗くなる、立ち上がるとクラッとする、失神を伴うこともある
→主な原因は低血圧、自律神経障害、貧血、低血糖など

めまいが起こった場合には、まずは座るか横になって安静の状態で症状の改善を待ちましょう。市販薬でも良いので、めまいを緩和する薬や吐き気止めなどを用意しておくことで安心感が得られるでしょう。

めまいの症状はしばらく安静にすると改善するといった一時的なものがほとんどです。原因は非常に多く検査しても判断しきれないこともありますが、まれに重大な病気が隠れているケースもあります。症状が長く続く場合や繰り返すめまいに悩む場合には、早めに受診をして相談することをお勧めします。

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